カベナントビクトリーセンター
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2019年8月31日(土)
預言スクール「御霊の賜物」     ワンダリ美奈子牧師
1. 御霊の賜物に関する聖書箇所
ローマ12:1-13 I ペテロ4:10-11  

Iコリント12章
全体が御霊の賜物とキリストのからだ、教会における神の構造について書かれている。
12章は大まかに三つの部分に分けられる。
(1) 御霊の賜物について Iコリント12:1-11
(2)キリストのからだについて 12:12-27
(3)キリストからだの統治のための五役者の務めについて12:28-31

エペソ4:2-13

2.御霊の賜物とは?
―御霊の賜物とはイエスを信じ、新生した者すべてに、神の恵みによって与えられる聖霊の働きのあらわれ。
―それは信じる者の内に内住する聖霊の働きによる。
―御霊の賜物は、キリストのみからだを建て上げるためのものである。

3. なぜ、自分の賜物について知る必要があるか?
Iコリント12:7 しかし、みなの益となるために、おのおのに御霊の現われが与えられているのです。
「みなの益」― 自分の益のためではない。
御霊の賜物はキリストのみからだを建て上げ、この地上においてあらわされる神の目的に仕えるためのもの。

しかし、私達が自分の益を計算せずに、ただ主を第一として自分に与えられた賜物を用いて主に仕える時に、主が私達に祝福と報いを与えてくださる。私達がそのように主に仕えていくプロセスにおいて、主が次第に私達の使命を開錠してくださる。
箴言18:16 人の贈り物(賜物)はその人のために道を開き、高貴な人の前にも彼を導く。

使徒パウロは、愛することと並べて「御霊の賜物を熱心に求めなさい」と述べました。
Iコリント 14:1 愛を追い求めなさい。また、御霊の賜物、特に預言することを熱心に求めなさい。
「特に預言の賜物を熱心に求めなさい」と書かれてあるのは、預言の賜物を活性化することによって、他の多くの賜物も活性化されていくからです。

4.自分の霊的賜物をどのようにして発見するか
@賜物について理解する A自分に賜物が与えられていることを理解する B自分を分析する。
C 興味  D自分がエキサイトすることは何か E限界   F他の人々の見解
G 結果を分析する H神の働きに携わる。  I願い、喜び、効果的であるか。
5.御霊の賜物の活性化の妨げとなるもの
―無知・無理解 ―御霊の賜物についての間違った教え ―偽の謙遜 ―経験のなさ
―不従順 ―興味や熱心さがない  ―そのような環境がない  −自分の弱さに焦点を当てる

6.自分の賜物が何かわかったらどうすればいい?
―捧げる −その賜物について聖書を学ぶ  ―主に導き、成長させてくださるよう求める。
−更にそれを建て上げる  −リーダーに相談する。―みからだの中の奉仕において、それを用いる。
−自分の日常生活の中でもそれを用いる。
 
7.御霊の賜物についての確認事項
@御霊の賜物は才能やその人が生まれつき持っている能力とは違う。

A御霊の賜物と御霊の実は違う。
ガラテヤ5:22-23「しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。」
◆賜物は新生し、聖霊の内住を受けた時に与えられる。救われたばかりの人や子供でも驚くべき賜物を発揮しうる。賜物がある=人格や信仰が成熟しているということにはならない。私達はその違いを見分けることができなければならない。

◆御霊の実は、私達の内側で様々な経験や主との関係を通して実っていく。キリストの似姿。

B賜物は手を置いて祈ることやその他の方法を通して分与される。

C賜物は活性化される。活性化と訓練によって、賜物は更に鋭く、強くなっていく。

Dある賜物が欠けているかといって、その賜物をまったく用いることができないということではない。分与、活性化、トレーニングによって、私達はどの賜物をもある程度使いこなすことができるようになっていく。
例) いやしの賜物

E皆、ほとんどの賜物において、活性化されうる。しかし、本当に賜物がある者は、その賜物を用いるということにおいて、明らかに傑出していく者である。
  例)預言、異言

F 賜物は様々であるが、どれもが同じように尊いものであり、神にあって一つである。

8.御霊の賜物と五役者の務めに伴うキリストの賜物は異なる
賜物に関する教えの中で、御霊の賜物と五役者の務めに伴うキリストの賜物がよく混同されている。しかし、これらは異なるものである。

エペソ 4: 2-12 五役者の務め(使徒、預言者、教師、伝道者、牧師) ―地上において、ご自分のみからだを通して、神の国を拡大するために、キリストが昇天の際に、みからだに分け与えた統治の務め。キリストの賜物とはその務めに伴って与えられるものである。

9. 御霊の賜物リスト
下記のいくつかの聖書箇所から挙げることができる賜物
ローマ12:1-13, Iペテロ4:10-11  Iコリント12:1-31  出31:2-6
@ 預言 A奉仕 B 勧め(説教) C ささげる D リーダーシップ E あわれみ F 知恵のことば
G 知識のことば H 信仰 I いやし  J 奇蹟を行う力 K 霊を見分ける力 L異言
M 異言の解き明かし N 奉仕  O 管理運営・実務  
P 芸術・技術

御霊の賜物かどうかはわからないが、下記も賜物であるという人々もいる。
Q 独身 (マタイ19:11) R 殉教  S 断食

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